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洋書 Bibliophile's Chitchat

読んだ洋書や日々の読書について語っています。

April Wrap-Up

ということで、既に5月に突入してしまいました(早い・・・)。
GWはワタクシはいとこの結婚式しか予定がないので、5/3~5まではひたすらおうちにこもってHulu と読書三昧だわよっっ!!という感じです。

さて、早速4月に読んだ本のおさらいと参りましょう。 

Wuthering Heights (Penguin Classics)

Wuthering Heights (Penguin Classics)

 

まずは泣く子も黙る天下のクラシック、Wuthering Heightsです。
実を申しますと、ワタクシ翻訳版でも読んだことがございませんでした。私の嵐が丘の知識なんてガラスの仮面の劇中劇程度のものでございます。
でも、読んでいくと「あ~~~、この場面ガラかめで見たわ~~~」っていうのが結構ありましたw
感想としては、なんて言うんでしょうね、「世界の三大悲劇」と謳われていますし、ドロドロ愛執劇みたいな感じでも言われていますが、「まぁヒースクリフ執念深いよね」とは思いましたが、悲劇というより個人的には「全てが激しすぎて笑うしかない」という感じでした。

ありません?余りにも度を越していて「これって笑うべきところじゃないんだけど笑うしかないよね」っていうこと。それに近いです。キャラがみんな共感できない方々ばかりなので、物語自体は楽しめるものの、極端に感情移入しないんですね。なんか、ほんとに「舞台を観ている観客」のような印象を受けました。
英語はJosephのセリフを除いては案外素直です。読みやすいと個人的には感じましたよ~。クラシックの入門にはおすすめかも???(いや、でも分からん・・・これは人それぞれなのでw)

続いてはこちらです。 

A Room with a View (Penguin Twentieth-Century Classics)

A Room with a View (Penguin Twentieth-Century Classics)

 

はい、またしてもクラシックです。こちらは映画化もされてますよね。私は映画版を先に読みました。これまた翻訳版を読んだこともありません。

個人的にはE.M. Forsterの英語はEmily Bronteよりややこしく感じました。いや、基本的には読みやすいんだと思います。特にストーリーがちゃんと展開している部分については読みやすいです。が、一度キャラクターの心情表現(しかもキャラクターの哲学的思想)になるとややこしくなる。そもそもワタクシ、自慢じゃないですが「哲学的」「思想的」描写はめっぽう弱いですのでw
しかも彼の場合、景色の描写にそういったキャラクターの心情描写を絡めてくるという荒業を結構かましてくれますので笑 余計に苦労しました。日本語の本は基本全く読まないこの私が、翻訳版の単行本を中古で買った位です。それだけ手こずりました。

でも感想としては各キャラクターの性格をよく掘り下げた、とってもコミカルで微笑ましい物語だと思います。

続いてはようやく手にとったこちら。 

The Shadow of the Wind

The Shadow of the Wind

  • 作者: Carlos Ruiz Zafon,Lucia Graves
  • 出版社/メーカー: Penguin Books
  • 発売日: 2005/01/25
  • メディア: ペーパーバック
  • 購入: 1人 クリック: 7回
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10月の終わりに入手し、手にとったのが4月頭ですから、相当本棚に寝かせておりましたw というのも、こちら結構分厚いので。
でも一旦読み始めるとぐいぐい引き込まれて、本の中に散りばめられている人物の名前やヒントを手がかりに自分で謎を解いてみたくなる気分になる、そんな力を持った本です。

中盤はちょっと個人的にはダレましたが(というのも、Julian Caraxに関連する人物による回想録ばかりが続くので)、後半は少しずつ謎が解けてきて終盤はちょっと感動します。詳しくはレビューを載せてますので別ページをご覧下さい♪

続いてはツイ友のずらっぺさんから「ぜひ読んで感想を!」と本まで頂いちゃったこちら。 

Lord of the Flies

Lord of the Flies

 

こちらね、アメリカの中学では課題図書みたいなんですね。
でもぶっちゃけ、「これで何を学ばせたいんだ」と訳が分からないw
別ページにこれもレビュー載せてますが、結構ヘヴィな話ですよ。 冷静に考えると。
ただ、読んでる時には「ヘヴィ」な感じは全くしません。私は感じませんでした。
ただただ「これマジで???」と驚愕、みたいな感じ。で、後から考えると((((;゚Д゚))))って事の重大さが押し寄せる感じ。

ちなみに釘を刺しておきますが、英語は難しいですよ。いや、英語自体が難しいんじゃなくて、文章がね、なんて言うんだろう、抽象的というのかしら。文章の中にちりばめられたうっすら漂う「ヒント」を頭を使って集中してつなぎ合わせて読んでいかないと、ただ( ゚ ρ ゚ )ボーっと散漫に読んでいると肝心なこと見逃しかねないのでご注意を。

続いては私を一気にNevil ShuteのFangirlにしてしまったこちら。 

On the Beach (Vintage Classics)

On the Beach (Vintage Classics)

 

グレゴリー・ペック主演で映画化されてたなんてねぇ、知りませんでしたが、いわばpost-apocalyptic ものです。あらすじ等については別ページのレビューをどうぞ(ってリンクも貼らない不親切な私w すみませんw)
こちら、淡々とした語り口が特徴です。世界の終末を目前にしているというのに全然パニック映画的な大騒ぎとかカオス状態な描写が一切ありません。前半はところどころ「あ、確実に世界は終わりに近づいているんだな」と匂わす描写があるのですが、それ以外は淡々と人々の日常が語られます。
まぁだからこそ、後半、特に終盤の変化が浮き彫りになって絶望感を帯びてくるのですが。
私は本当にこれでNevil Shuteに惚れ込みました。彼の作品は全部読みたい、と思うほどです。

で、このあとに実は読もうと思ってThe Hate U Giveを持ち歩いてたんですね。
が、こんなねぇ、壮大な物語の後に言っちゃあなんですが「若者言葉バリバリ」のThe Hate U Giveは気分じゃありませんでした。

で、手にとったのがこちら。 

No Time for Goodbye

No Time for Goodbye

 

最近レビュー上げてるので感想は割愛しますが、サクサク読めるスリラーです。
かと言って「背筋ゾクゾク!」って感じでもありません。いや、確かにゾクゾクするシーンもありますし、ちらっとグロイ(であろう)表現もあります。
が、全般的に(読んだことありませんが)Stephen Kingほどの「こわいいいいいい」という感じは無かったです。ところどころほのぼのしちゃう友情物語があったりして(それも意外なキャラと)、あと妻Cynthia とTerryとの意見の相違による溝とか、ヒューマンドラマ meets スリラーって感じでしたね。面白かったです。

で、次に手にとったのは半ば強引に週末にねじ込んだこちら。 

Breakfast at Tiffany's (Penguin Essentials)

Breakfast at Tiffany's (Penguin Essentials)

 

こちらも昨日レビュー上げてるばっかりなので感想は割愛しますが、これはちょっと手こずりましたね。
何度も書きますが、私は「思想的な」「哲学的な」文章は弱いんです。
あと、抽象的な「何が言いたいのかをはっきり示さない」文章も苦手。 

あらすじも全く分からない、文体も苦手、とくると「こう言う意味だと思うけどこの理解で合ってるんだろうか」と常にもやもやしながら読んでました。
映画版を見て理解を刷り込めた部分もあったので、あながち理解できてなかったわけではなかったんだな、と安心はしましたが、私のような方はちょっと不完全燃焼的な気分に陥るかもしれません。

ただ、読み込めば読み込むほど味が出てくる本なのかなぁという気はします。

 

さて、ということで4月は結局7冊読了となりました。
普段より冊数的には少ないですが、DNFに陥った本も実はありますし、途中まで読んで最初に戻って読み直したとか結構ありましたので、それを考えると8冊読んだのと同等の読書量と考えてもいいのではとは思ってますが。。。

ワードカウントは695,330語、読了ページ数は2,243ページでした!

さて、5月は何冊読めるかなぁ~~~。GWは引きこもって読書三昧の予定ですので、ちょっと期待ニヤ(・∀・)ニヤ