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洋書 Bibliophile's Chitchat

読んだ洋書や日々の読書について語っています。

A Lady of High Regard 読了

えー、先週末で2冊終わらせる(こちら2冊目は日曜日だけで20%から一気に終了まで持っていった)という力技を成し遂げたワタクシですが( ̄(工) ̄)

昨日終えたのはこちらです。  

A Lady of High Regard (Ladies of Liberty Book #1)

A Lady of High Regard (Ladies of Liberty Book #1)

 

こちらの本には3つ★をつけました。

率直に言うと、そこまで悪いとも思わないけど、大好き!ってわけでもない。それなりに面白いし、まぁキュンキュンするロマンスってところでしょうか。

物語の舞台は19世紀半ば。裕福な家に生まれたMiaは身分も顧みず女性雑誌に記事を投稿する仕事をしており、プライベートではMatchmaking が大好き。現在は8つ上の兄のような存在のGarrettに結婚相手をみつけようと躍起。

そんなある日、雑誌の記事の関係で船員の妻にインタビューしたMiaは、彼女たちが亡き旦那が残したと言われる借金をカタに、性的乱暴を受けたり子供と引き離されたりと虐げられており、食べるものも満足に手に入らないという窮状に置かれていることを知る。
この記事をなんとしても雑誌に投稿し、影響力のある政治家に働きかけてこのような女性たちを救わなくては!と躍起になるMiaは、Garrettの反対を押し切って危険な領域に足を踏み入れ・・・

 

あらすじはこんな感じです。

で。所感としては。

 

うーん、正直言って、主人公のMiaちゃん、好きになれませんでした。
まずMiaのキャラ設定が「Jane AustenのEmmaっぽくない?」だったのと、それはいいにしてもMiaちゃん、無鉄砲過ぎ、世間知らず過ぎなのが目につきました。
あれだけ「危険な真似はするな」とGarrettにも父親からも言われて「分かった」って返事したのに次の日には「でも、ぐずぐずしていたら○○されちゃう!」とかなんとか言い訳して誰にも相談せずに勝手に行動しちゃうし。

お前はそんなにOminipotentなのか!!!ヽ(`Д´)ノ

と正直イライラしました笑

ストーリーとしては、これまたありがちな、「幼い時からの兄妹のように育った幼馴染同士がお互いへの本当の想いに気づく」という展開。先も見え見えですし、まぁそれはいいのですが、いかんせん展開がゆっくりw 
お互いが自分の気持ちに気づき出すのは意外に早いんですけど、「でも、向こうは自分のことなんて。。。」とかなんとかでなかなかお互いに切り出さない。
気持ちを打ち明けようとすれば決まって入る邪魔。

しかもこの邪魔が入る回数が半端ないw 

ある意味「あああああ、もうじれったい!」とイライラくる=感情移入してるってことなので面白いということなのですが、いやー、ほんとにじれったかった笑

しかしながら、全般的に考えるとそこまでgrippingじゃなかったなぁと。
面白いんですよ。「あー、これ読むの辛いわー」ってわけでは全然無いです。
でもだからといって「これ大スキー♥」ってわけでもない。OKレベルです。

1852年とかそのくらいの時代設定なので、英語としてはフォーマルです。ちょっと古典風な感じ。でもコテコテの古典英語じゃなくて、シンプルな英語で語彙も難しくないので全然余裕で読めると思います。

ただのロマンスだけじゃなくて、ちょっとサスペンス的な要素も入っているので新鮮ですし面白かったのですが、キャラの作り込みもイマイチ薄かったのと全体的にうわっ滑りな気がしたので★3つ。

Miaのおとっちゃんは好きでしたけどね。冷静沈着で、人生の酸いも甘いも知り尽くした感じで言葉にも含蓄があります。
しかし、Miaみたいな娘を持つと大変だろうなぁ。。。w

ということで、なんちゃってクラシックなロマンスものを読みたい方は楽しめるかも、しれません。