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洋書 Bibliophile's Chitchat

読んだ洋書や日々の読書について語っています。

The Snow Globe 読了

洋書レビュー

 読了しました。 Sheila Roberts のThe Snow Globe。

The Snow Globe

The Snow Globe

 

こちらの本はじつは去年の11月終わりに読んでまして、今年もう一回読みたかったのですが、当初は★4つつけてましたが、今回は★3~3.5ってところです。

こちらの本は、Halloweenに彼氏に振られたKileyがふと訪れたアンティークショップで由緒あるSnow Globeを見つけるところから始まります。
Kileyは婚約までしていた(のか指輪を贈られただけだったかもう忘れちゃったw)彼氏に振られ(その後その元彼はよりによってKileyの妹と付き合いだすという)まさに散々な毎日を送っていた。仕事は辞めちゃったし、無収入だし。決して贅沢はできなかったけれど、ショップのオーナーから「このSnow Globeは本当にそれを必要としている人にだけその力を発揮する」と言われ、思い切ってSnow Globeを購入する。

ある日、ふとSnow Globeを振ってみると、雪が舞い散ったあとに見えたものはシアトルのPike Place Marketにあるおもちゃ屋さん。男性の姿も見える。

Kileyは思い切って友達を誘い、そのおもちゃ屋さんを訪ねてみることにするが。。。

 

この物語はSnow Globeを巡る3人の女性Kiley, Suzanne, Allisonの物語です。
それぞれの問題を抱える女性がSnow Globeを手にし変化を体験するわけですが、KileyとSuzanneの物語に比べると最後のAllisonの物語はちょっととって付けたような感じがするのと(いかにもSnow Globeが必要だということをアピールするために問題を強調しすぎてる感じを受ける)、Snow Globeがもたらした変化がちょっと「??」って感じです。なんか説得力に欠けるというか。。。

物語は全般としては面白いのですが、突っ込もうと思えば、KileyとCraigの物語の展開が早すぎるかな、と印象は受けます。まあページ数に限りがあるからかもしれませんが、「え?もうそういう展開にいっちゃう?」という感じです。だからこそ友人たちの、take it slow, っていう忠告も納得なわけですが。Kiley自体は共感できるし、可愛い物語です。

Suzanneの物語に関しては、Suzanneのキャラクター描写が素晴らしい。いかにもWorkaholicな、ファッショナブルでちょっとmaterialisticになりすぎて本当に大事なものを見失った現代女性、みたいな感じが出ていて、典型的ですが説得力もあります。
Snow Globeが彼女にもたらす変化のシーンも素晴らしい。

ですが、Allisonですよ。うーん、これはちょっと残念。私の心には響かず、上滑り、という感じでした。だからラストもあんまり響かなかった。。。

残念ながらこの本については去年と印象が変わりませんでした。最初の2つの物語は面白いですけどね。Kileyの物語はシンプルに微笑ましいし、Suzanneの物語はちょっとイラっとしつつも最後は穏やかで心温まる。けれどAllisonの物語で失速したかなぁという感じです。

でも、好きですよ。多分また読むと思います。前半の2つの話だけで読む価値はあるかと自分としては思います。

ということで、ひとまずHoliday Readsは一段落です。続けてまたクリスマスものを読む気にならないので、ちょっと全然趣向が違うものを読もうかな!

問題は、何にしよう。。。w