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洋書 Bibliophile's Chitchat

読んだ洋書や日々の読書について語っています。

Everything Everything 読了

読み終えました、Nicola YoonのEverything Everything。 

Everything, Everything

Everything, Everything

 

 

いやー、良かった!これ予想以外に良かったです!!

こちらの本はBookTuberさん、Zoeちゃんがおすすめしててずーっと気になっていたんですが、ようやく読むことができました!手に入れたのは11月終わりだったんですけどねw なんか勿体なくて温めてました。

 

Maddy はSCIDという、簡単にいうと外環境に対する重大なアレルギーを抱えた女の子。彼女は完全なる無菌状態の環境に住んでいて、母親とナースとしか接触しない。訪問者は全て30分から1時間ほどかけて殺菌消毒(あのぶわーって冷たい空気吹っかけられたりする、あれです、あれw)されてようやくMaddyと面会できるという。

Maddyは小さいころに父親と兄を交通事故で亡くし、母親と二人暮らし。母娘の関係はワンパターンかもしれないけれど順調だった。

そんなある日、隣にある一家が引っ越してきて、全身黒づくめのOllyにだんだん興味を抱くMaddy。同様にOllyもMaddyに興味を惹かれていき、直接接することができない二人は窓ガラスにメールアドレスを書いて交換し、メール、IMといったオンラインで交流するようになるが。。。

 

ここまでしか書けませんが、これは読む価値大いにあり、です!

YAですが、これは大人が読んでも十分に面白いです!OllyとMaddyがゆっくり距離を縮めて行く過程はもうキュンキュンします。かと言っていかにもCheesyなロマンスではなく、こう、綺麗なんですね。プラトニックに近い。純粋でピュアな感じ。nobleな感じさえします。

Nicola Yoonのライティングも素晴らしい!すごい素直な、シンプルな英語なのにどこかこう、クラシック文学に見られるような詩のような美しささえ感じる。
とくにMaddyの感情を表現するのに、冗長な文章で綴るのではなく、短く、シンプルな文章をポン、ポン、ポン、と投げてきてそれが余計にMaddyの切実な思いを伝える。この辺はColleen Hooverの持つ文体の強さに相通じるものがあるかもしれない、と個人的には感じました。

ただの小説じゃなくて、イラストとか、物語を伝えるフォーマットにも工夫が凝らされていて、それがまたMaddyのキュートなキャラクターをうまく表現していて、面白い。

物語としては後半はもう、ハラハラしたりドキドキしたり、怒りを覚えたり、切なくなったりそりゃもう読む方も忙しい。

ちょっとぉぉぉぉぉぉ!!!

となるような展開もありますが、まぁそれは読んでのお楽しみ、ということで。

私はこの本、超お気に入りです。PBじゃなくてハードカバーにすればよかった!と後悔してますが、まだ無傷で綺麗なままで背表紙に線すら入ってないのでまぁいっかw

文句なし★5つです!