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洋書 Bibliophile's Chitchat

読んだ洋書や日々の読書について語っています。

Cinder 読了

洋書レビュー

はい、読み終わりました。Cinder。

 

Cinder (The Lunar Chronicles Book 1)

  

いやぁ、何と言ったらいいんでしょうね。まさかここまで夢中になるとは思わなかったです。

Booktuber さんたちの動画を見るとほとんどのBooktuberさんの本棚にこの本(シリーズ)がある(それもハードカバーで)ので「ああ、皆さん読んでるんだなぁ」と思って気になってはいたのですが、普段ファンタジーとかSFものは読まないほうなので、ちょっと懸念はありました。

が。

Goodreadsで★5つつけました。これ好き、超好きw

もうこれ以上本買ってどうするんだと自分でも思うのに読み終えた瞬間「あの」迷っていたハードカバーのBOXセットポチってました。。。いいの、もう年内は絶対に本買わないから!(笑)

 

さて、感想はというと。

こちらはシンデレラのいわゆる re-telling ものです。主人公は16歳のCinder。交通事故でサイボーグと化したもののその事実を隠し、ニュー北京という土地イチ名の知れたメカニックとして定期的に市場で壊れた機械の修理とかを請け負って働きもしない継母と娘たちの生活費を稼いでいるという設定。

ある日、そこにKaito王子が壊れたアンドロイドを修理してくれとCinderのもとを訪れ、国中を席巻している疫病も複雑に絡み合い、Kaito王子とCinderは頻繁に出くわすようになります。当然Kaito王子はCinderがサイボーグとは知りません。が、Cinderの方はだんだんKaito王子に惹かれていき…

これ以上はネタバレになるので書きませんが、すっごく面白いです。

ほんとに最初はここまで期待してなかったんですけど、Book1はちょっと単調でダれるシーンが無いことも無かったのですが、Book2に入ると一気に引き込まれます。
この本にここまで感情を揺さぶられるとは正直期待してなかったです。本当に。

Sci-fiチックな設定で、サイボーグという設定上Cinderのインターフェースに関する描写も出てきますが、そこまでinfo-dumpyではなくすーっと入ってきます。私は違和感は何も感じなかったですね。

キャラクターとかダイアログがものすごくしっかりしているし、ストーリー展開もすごく面白くて全然退屈しなかったです。釘付け。

シンデレラといえば意地悪な継母とか義理の姉妹は出てきますが、最初の印象としてはそこまでCinderに対する扱い酷くないよねぇ~というものでした。

が、中盤くらいで悲しい出来事が起こり(地球を席巻している疫病によるもの)、そこから態度が豹変します。この豹変した後の描写がなんとまぁ腹立たしいことか(笑) 

YAものですが、政治的駆け引きとか戦争に対する脅威とかも上手に散りばめられているのも面白いと感じた理由かも。なによりVillain がほんとに憎たらしいですから(笑)

間でちょこちょこ入ってくるKaito王子とCinderのロマンス(っていうのかな)も胸がキュンとします。ほんとはもうちょっとこういうの見たかったけど、さじ加減が絶妙ですね。

ラストの展開は見え見え、と思う方もいらっしゃるかもですし、私もひょっとして…とは思っていましたがそれでもやっぱり驚きでした。
と同時に、「もーーーー、すぐ続きが読みたいやんかーーーーー!」ともう悶々w

 

ということで、今の私の気持ちを代弁したこちらのビデオをどうぞw
(Cinderとは関係ないですけどね)

www.youtube.com