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洋書 Bibliophile's Chitchat

読んだ洋書や日々の読書について語っています。

今読んでいる本

さてさて。続いて手にとったのは実はこちらでした。 

The Picture of Dorian Gray (Penguin Classics)

The Picture of Dorian Gray (Penguin Classics)

 

Oscar Wildeの「ドリアン・グレイの肖像」ですね。

実はこちらも苦労しておりました。
トーリー的には興味深いのですが、

いかんせんヘンリー卿の主義が分からん。

ちなみに私は「思想的な」描写はめっぽう弱いです。うっすらとは分かるんですが、「腑に落ちない」んですね。

あと、彼の文体は結構ややこしいです。一部「これ語順違わくない?」と思う箇所もあり、なかなか意味が取りにくかった。それが例の思想的な描写に絡まるとめっぽう意味が分からない_| ̄|○

 

で。本当は頑張って最後まで読もうと思ったんですよ。実は半分くらいまできたところでまた最初に戻って読み直してたんです。

でも、結果おんなじところでつまづいた。
悩みました。ジレンマでした。

しかしながら、面白いと思えない本にこれ以上時間を費やすと本当にReading Slumpに陥りかねない、と思って思い切ってこの本はDNF行きにしました。

で、代わりに手に取ったのがこちら。 

On the Beach (Vintage Classics)

On the Beach (Vintage Classics)

 

この本は今40ページ位ですが、読みやすいです。Modern Classicsに入るんでしょうか。英語も素直です。
一部「会話がちぐはぐじゃない?」と思う箇所はあったものの、今第1章を読み終え、ちょっと面白い展開が待ってそうな雰囲気。これから先が楽しみでございます。

ということで、ただいまの読書報告でした^^

Happy Reading!  

Lord of the Flies 読了

先週の金曜日の夜でしたか、読み終えました。Lord of the Flies。 

Lord of the Flies

Lord of the Flies

 

いやー、ちょっと手こずりましたよ。この本は。

F.Scott FizgeraldのThe Great Gatsbyを読んだ時も感じたのですが、文章が美しくてなめらかなのはいいのですが、なんかこう「抽象的」なんですね。特に少年たちが取り残された無人島の景色の描写とかになると、なんか詩的要素を背景の描写に絡めてあるため、「ぼやーっ」とした理解度でしかなく、半分以上進んだ後物語が展開していったところで「あ、細かいところ読み落としてる」と感じてしまい、結局最初から時間をかけて読み直しました。大事です。「読み直し」は。

 で。感想はというと、

どえらい本だ。これがほんとにアメリカの小中学生の課題図書なのか??

という感じでした。時にものすごくグロい描写とかがあります。Graphicです。ネタバレになりますが、森に住む豚を狩りに出るシーンとかではほんとに流れ出る血がありありと想像できるほど、表現はストレート。

あと、感じたのは「人間の本能」が「理性」に取って変わられる恐ろしさ。

島に到着したときはまだ少年たちの間に秩序がありました。リーダー格のJackを除いては。秩序を重んじ、一刻も早く救助されることを願い、山頂の火を絶やさないようにすることを主張するRalphと助けが来る間命を繋ぐために「肉が必要だ」と狩猟の必要性を主張して譲らないJack。この二人は両極端に位置し、それぞれ「理性」と「本能」を象徴しているのではないか、と個人的には感じました。

時が経つにつれ、Jackの狩猟本能は一層強くなり、Ralphと対立して子分を引き連れ自分たちだけのTribeを作ります。秩序を求めホラ貝を鳴らして会議をもち、一つの方向性に向かってみんなをまとめようとするRalphの願いもむなしく、一人二人とJackの元に流れてしまう少年たち。

そして動物的本能に囚われた少年たちが起こした恐ろしい事件。

ここはショックでした。まぁその以前からもなんとなくそれを彷彿とさせるシーンはありましたが。。。

この本を読んで

大人の介入もなく無人島に取り残されたら少年たちは本当にこの本に描かれているように本能に突き動かされてしまうんだろうか??

子供たちのみならず、大人の私たちでさえこんなふうに成り果ててしまうんだろうか??

そういうことを考えさせられました。

最後はちょっと切ないです。少年たちが経験した出来事の「重さ」がありありと伝わってきます。

少年だけど、もはや「あどけない少年」ではなくなってしまったRalph。ちょっと悲しかったですね。

ただ、ストーリーはヘヴィに聞こえるかもですが、読んでいる最中の私の感想はただただ「驚き」「驚愕」でした。
トーリーが残酷だとか悲しいとかそういう感情はなかったです。
ただただ、「本当に?」という驚愕の気持ちのみ。

こちらの本は本当に考えさせられます。

ちょっと描写がgraphicな部分はありますが、私は読んだ価値があった、と思いました。

 

まだまだ読書中 & お買い物報告

まだまだ読んでますよ。Lord of the Flies。 

Lord of the Flies

Lord of the Flies

 

こちら、結局残り3章までたどり着いたところで「やっぱり理解度があやふや過ぎる。読み直そう!」ということで最初に戻って読み直しております。現在50%をちょっと超えたといったところでしょうか。

で。最近加入したGoodreadsのBook Groupに「今~~読んでますけど、難しい~~」って愚痴ったところ、次のようなコメントが入りました。

The first half of the book was slow to go through for me. I stopped to imagine how the island looks like by the descriptions in the book and it helped a lot to read those parts fast. The exciting parts would come later. :)

また、別の方のコメントでは

I found the same with Golding's The Spire and did a similar thing. I found what was holding me up was trying to keep track of all the "I went through the x to the y" nonsense so drew up a rough plan of the layout of the cathedral and other buildings which made it easier to envisage the movement of the characters. That book was similar, in that it suddenly reached a point a little over half way that everything started to make more sense - clearly that's Golding's 'thing'! ;)

つまり、ネイティブの方でも「描写説明から風景を想像するのをやめてキャラクターの行動に集中する」という読み方をされているんですね。ネイティブの方でも苦戦するなら、私が大苦戦しても当然か笑 ちょっとホッとしましたが。

でもやっぱり、読み直してみて、新たな発見、最初読んだときに取りこぼしたディテールや伏線がありありと浮かんできました。
「あ、なるほどー、これってこういうことだったんだー!」と。恐らく最初に読んだときは「速く先に進もう、進もう」としていて、じっくり読み込めていなかったんだなぁと実感したというか。

いずれにしても、あと半分足らず。頑張って読みまする!

で。

今日はまたしても1冊(だけ)本を買いました。

Tim Winton のCloudstreetという本です。 

Cloudstreet

Cloudstreet

 

 

なぜこの本を買ったかというと。

 

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こちらのメールがBBC World Book Clubから入りまして。

で、なぜBBC World Book Clubから入るかという経緯なのですが(話せば長いのですが)。

2月の半ば、私の英文ブログのJeffery Archer: Kane & AbelのページにBBC World Book Clubさんからコメントが入りました。

「3月にJeffery Archerをお迎えしてKane & Abelについてディスカッションするんだけど、質問したいことがあったらメールで送ってねー。あ、直接質問したかったら電話番号も入れといてー」

みたいな。

((((;゚Д゚))))なーーーーーーーーーーにーーーーーーーーー!!!

ですよ。

「あの」天下のBBCさんからコンタクトですと??!!

ビビりました。テンパりました。

でも速攻質問を「3つ」(send "A" questionってしっかり書いてあったんですがw)それに携帯番号も入れて返信ww

で、当の本人はすっかり忘れていた3月上旬。さぁ、寝よう~~って思ったらなななんとモバイルメッセージの方にBBC World Book Clubのスタッフさんからメッセージが( ̄▽ ̄;)!!

「この間は質問ありがとねー!で、時差の関係で収録時間帯には日本は夜中の2時になるから、これだと直接質問してもらうわけにはいかないのねー。でも、代わりに質問を録音させてもらいたいんだけどー♪」

 

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ということで、なななんと質問が採用され、結局Skypeで事前質問録音と相成ったのでありました。で、スタジオでこの録音した質問をJeffery Archer氏に聴いてもらって、質問に答えて頂いた、ということみたいです。むっちゃSurreal な体験をしました笑

・・・で、恐らくその経緯があって上記のメールが送られてきたんだと推測しております。いつの間にかメーリングリストに登録されたってことね笑

でもね。これをきっかけに「Tim Wintonさんかー、聞いたことなかった。この本読んでみようかなぁ」と思うきっかけになりました^^

Amazonくんで注文し、1~2ヶ月のうちに発送ということみたいですが、まぁ大体早まりますからね。いつ届くか期待~( ^ω^)ワクワク

 

で。それ以外に今日ポチッとなしたのはこちら。 

 かわいいですよねー♪ これからの時期にぴったりの爽やかブルー&ネイビーのマグネットブックマーク。

マグネットブックマークは突然ハマりまして笑 んで、ちょっと欲しいなーと思ってしまったという。他にも色があるみたいなのでちょこちょこ全種類揃えたいかもーとかw

本の表紙や気分に併せて変えるのもいいですよね~?Bookish Goodsにもハマっている今日この頃です^^

ということで、今日はここまで!近況報告でございましたぁ~~~ 

 

Lord of the Flies 読書中

 The Shadow of the Wind を読み終え、現在読んでいるのはこちらです。

Lord of the Flies

Lord of the Flies

 

こちらの本はこの間、ツイ友のずらっぺさんからサプライズで頂いたもので、「ぜひぜひ感想を!」と言われ意気揚々と読み始めました。

最初に出版されたのは1954年で、アメリカでは課題図書のようです。

が。

正直言いましょう。苦戦してますwww

と言いますのも、なんか描写がやたら抽象的というか。釈然としないというかすーっと腑に落ちてこないんですよ。大体いわゆるModern Classicsはこの手が多い気がします。Ray BradburyのFahrenheitやF.Scott Fitzgerald の The Great Gatsby でも感じたことですが。

えー、そうするとModern Classicsもどんどん手を出していきたいと思ってるのにみんなこんな感じかー??ってちょっと前途多難な感がしますが、まだ70ページしか進んでいないので、食らいついて頑張りますw

200ページちょいの本なんですけどね、時間かかりそうです笑

ClassicsはやっぱりModernでもここまで苦戦するとは思いませんでしたが、現代小説に比べると文体が違うため(複雑だったり、抽象的な感がある)、時間がかかりますね。私は。

それに比べると、Emily BronteのWuthering Heightsは一般的には「難しい」と言われているようですが、私はJosephのヨークシャーなまり?(注:彼のセリフは原文のままでは理解不能だと思いますw ネットでJoseph's Speechという彼のセリフを現代語訳にしたサイトがありますので、そちらを参照されるか、Penguin Classicsだと現代語訳にしたものが巻末についているようです)以外は比較的楽に読めました。
意味を取るのを苦労した箇所は少なかった気がします。意外に素直な英語だったんだーと今では思えるくらいwww

まぁいいや。読解力の貧弱さを棚にあげた読書報告でした笑

この本を読まれた皆様方も同じように苦労されましたか?? どしどし意見募集中w

 

The Shadow of the Wind 読了

昨日読み終えたのはこちらです。 

The Shadow of the Wind

The Shadow of the Wind

  • 作者: Carlos Ruiz Zafon,Lucia Graves
  • 出版社/メーカー: Penguin Books
  • 発売日: 2005/01/25
  • メディア: ペーパーバック
  • 購入: 1人 クリック: 7回
  • この商品を含むブログを見る
 

 私が持っているのは10th Anniversary Edition なるこちらなんですけど。

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表紙がゴージャスです。ちなみに背表紙はグレーでちょっとスパークリングな仕上がりになってます。別に狙ってこちらを購入したわけではなく、普通にBook Depository で注文したらこっちが届いただけなんですけどね。

ちなみにストーリーとしては私はジャンルに疎いのでなんですが、スリラーというかサスペンスというか、ミステリーというか(というか関係ありませんがなぜ最近「ミステリー」と書かずに「ミステリ」と表記されているのかが分からないw 個人的にはすっごい違和感ありなんですがww)。

で。序盤は特に主人公Danielが手にしたただ一冊残された The Shadow of the Wind をめぐって正体不明の男が突如現れ、どこまでも付きまとう、という感じなのでゾクゾクして面白いです。

が、100ページ~半分くらいまではDanielとFerminによるJulian Caraxの人生の謎を解く旅、といった感じでいろんな人物の回顧録が延々続くので、先週末一気読みしていた私は途中で「まだ続くのか。。。」と正直飽きてきましたw

いや、面白いんですよ。ただ、この人にJulianのことを聞き、今度はこの人にまたJulianのことを聞き、って感じで回顧録的なNarrativeが連続だった(しかも一つ一つが結構長い)ので間にまたスリリングな展開が欲しかったなーというのはありました。まぁこれは「常にスリリングな展開を欲しがる」私ならではの考えかもしれませんが。
でも、プロットとしては非常によくできてます。

しかも。

途中で前半付きまとった謎の男は姿を現さなくなるのですが、その理由が終盤にちゃんと説明されているところが「おおおおおおお」と思いました。

この作者のすごいな、と思うところは「無駄な描写が何一つない」ということ。全ての伏線が最後に見事に繋がるし、「あ、そうか、こういうことかも!」という読者の(私の)予想を裏切る展開が連続。常にいい意味で裏切られ、「え?こうだったの?」と常に新鮮な気持ちで読み進めることができました。
ライティングも(まぁこれはスペイン語からの翻訳版なのですが)非常に美しいし、きっちりしています。語彙レベルは少々高め。高尚な単語が結構使ってあります。結構辞書引きましたよ。

後半、特に終盤100ページからは怒涛の展開です。これまで積み上げてきた物語、謎が全て解き明かされる、という展開になっており、次から次へと紐解かれていく事実。
圧巻のPage-turnerでした。普段は1時間で頑張っても30ページ程度しか進めなかったので、80ページ残した昨日の朝の時点で「今日中に終えるのは無理だろうな」と思っていたのですが、読み始めたとたん止まらなくなり、眠くなる暇もなく集中して一気読みしてしまいました。

正直言ってこのストーリーは重いです。終始ダークな雰囲気が付きまといます。「死」がテーマといってもいいかもしれません。キャラクターもどことなく暗い過去や「影」を引きずったキャラクターが多いです。

Julian Caraxってどんな作家で、どんな人生を送ったんだろう??というひょんな好奇心から探り始めたことが、いろんな人を巻き込んで傷つけ、さらには命の危険にまで晒してしまうハメになり、Danielは深く傷つき、絶望もします。そこが読んでいて苦しかったけれど、非常に説得力があり、この物語を一層gripping なものにしていました。

終始暗い雰囲気が付きまとった物語ですが、エンディングは明るく、希望の光が見えます。
引き起こしてしまった過去を元に戻すことはできないし、失ってしまった絆は完全には取り戻せないけれど、でも人生は続く。そんなメッセージが伝わってくるようでした。

最後のページは圧巻です。まぁ中には「ありがち」なエンディングだ、とおっしゃる方もいらっしゃるかもですが、私個人としてはこれ以上ないエンディングだと思いました。

 

雑談になりますが、終盤の謎の男の描写はどこか「ダークマン」を彷彿とさせると思ったのは私だけかしらww だってどっか超人的なんだもんww
まぁこれはお読みになった方だけが分かるネタかもしれません。

Goodreadsに「読んだよ」登録をするまで気付かなかったのですが、こちら3部作のようで。シリーズものだったんですねー。ほかに

 

The Angel's Game: The Cemetery of Forgotten Books 2 (The Cemetery of Forgotten Series)

The Angel's Game: The Cemetery of Forgotten Books 2 (The Cemetery of Forgotten Series)

 

  

Prisoner of Heaven: The Cemetery of Forgotten Books 3

Prisoner of Heaven: The Cemetery of Forgotten Books 3

 

の2作が出ているようです。とりあえず近々2冊目は読んでみたいと思ってます。
で、気に入ったら3作目も読みたいなぁと。

今作のThe Shadow of the Windを読んで思いました。

私やっぱりドロドロ、ダーク系好きだわ笑

当分この波は続きそうです^^

 

Reading Updates & 最近ぼやっと思うこと

 現在読んでいるのはこちらです。

The Shadow of the Wind

The Shadow of the Wind

  • 作者: Carlos Ruiz Zafon,Lucia Graves
  • 出版社/メーカー: Penguin Books
  • 発売日: 2005/01/25
  • メディア: ペーパーバック
  • 購入: 1人 クリック: 7回
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バルセロナに住む少年Danielが父親に連れられて足を踏み入れたCemetary of Forgotten Books。ここに眠る本は、人々の記憶から葬り去られたものばかり。伝統に従い、adopt する本を1冊選ぶことになったDanielはJulian Caranxという作家のThe Shadow of the Windを手に取り、adoptすることに決める。

その夜、物語に引き込まれて一気に読んだDanielは作者のJulian Caraxについて興味を抱いた彼は、Julian Caraxは謎に満ちた死を遂げており、しかも彼の作品はDanielが所持するもの以外は何も残されていないという。噂によると、Lain Coubertという人物がJulian Caraxの小説の在り処を探っては次々と燃やしてしまっているという。

Julian Caraxの死を取り巻く真相を求めて調べ始めるDaniel、そしてDanielに付きまとうLain Coubertと。。。

 

という感じで、こちらはミステリーというんでしょうか、表紙にはthe Classic Literary thriller と書いてありますが。

確かに面白いです。特に前半はLain Coubertの影がちらつく感じがゾクゾクして面白い。

ただ、こちらはやはり「謎解き」の部分もあるので、伏線もあるし、それが物語のずいぶん後で出てきたときに「あ、この名前見覚えある、どこだったっけ。。。」となるとその最初に出てきた部分に戻って「よしよし、ここだった」と突き止めないと気がすまない性分なのでずいぶん返り読みをしています。時間もかかってますw

語彙もこちらは難し目。知らない単語が多くて泣きたいwww

で。

大人向けの文芸小説を読むといつもこうなんですよね。
知らない単語が頻出する。

で、私の悪い癖は

「ネイティブならこれを辞書引かずに読めるんだろうな」

と思って片っ端から辞書を引くんです。

なので余計に時間がかかる。

私はもともと「多読」とか「精読」とかいう読み方すら知らずにいきなり洋書の世界に飛び込んだので、ルールなんて全く知りません。

よって、少し頑張って語彙を調べて行けば読める、と判断した本は片っ端から読んできました。一時は児童書レベルまで戻って40冊くらいは児童書を読みあさりました。

その時でも辞書を引くことはやめませんでした。辞書を引くのは私の癖です。

ですが、それが時としてほんとに「読書の波を妨げる」「モチベーションを削ぐ原因になる」のかもしれないと最近思うようになりました。

そんな時、渡辺由佳里さんの「洋書ファンクラブ」のアーカイブかな?古い記事の中に2009年時点での記事でしたが、渡辺さんほどの方でも「知らない単語は無視して読み進める」「だからネイティブに比べても速く読める自信がある」とおっしゃっていました。

その記事を読んだとき、実は「えええええええ?????」と思いました。

マジで?!辞書、引かないの???と。

私の性格的には引かずにはいられないので引きますが、でも全部が全部引いていたら疲れるなぁ、と思うようになりまして。
最近ではいくつか連続で知らない単語が出てきても、「これはこの作品独特のものだろう」とか思うようなものは(自己判断)調べないようになりました。
でも、何度も何度も出てきた場合は引いておきます。
本当に使用頻度が高い単語って、いろんな作家さんが使いますから、初めて出会ったときに無理に引かなくても次に出会ったときに「あ、頻出単語なのかも」ということで調べても遅くはないのかなと。確かにいちいち辞書ひいてたら疲れますので(^^ゞ

最後に、今日このブログを書くきっかけになったツイッターでフォローさせていただいている横井菜穂美(なぼ)さんのブログを貼っておきます♪ 
非常に面白い記事です。ぜひ読んでみてください♥

nabo.blog57.fc2.com

 

March Wrap-Up

すでに4月に入って1週間が経つのですね(汗)
3月のWrap-upをすっかり忘れておりました。早速3月に読んだ本のおさらいをしていきたいと思います^^

結果としては、3月は9冊読みました。私はオーディオブックは全く聴かないので、いわゆる「聴き読み」はしません。最近では時代に逆行し

Anti Kindle ムーブメント

を一人で実行しておりますwww

っていうのは大げさなんですけど笑 単純にKindle(私のは初代Paperwhite)で読むのが「便利なんだけど無機質」に感じてどーも手が伸びないんですよ。大体フォントの種類が少ないし(しかも気に入るものが無いw)、それになんか表示上の関係なのか単語と単語の間のスペーシングがちょっと違和感を感じて(変にpuncutateされてる感じ)読書のリズムが乱れます。よっぽどベッドの中でも本が読みたい、と思うときじゃないとKindleは電源を入れません。

で、さらにはKindleで読み始めても「あ、これ面白いかも♪」と思ったとたんに紙の本が欲しくなるんです笑 

ということで、今月も読んだ本は全て書籍版です。早速参りましょう。

 

The Great Gatsby (Wisehouse Classics Edition)

The Great Gatsby (Wisehouse Classics Edition)

 

今月最初に読み終えた本はこちら、F. Scott FitzgeraldのThe Great Gatsbyでした。
こちらは確か1年前くらいに冒頭(主人公の回顧録的描写)でいきなりつまづき、「今の私には無理だ」と諦めた本です。

1年経って再挑戦したところ、相変わらずぼやっとした部分が無いわけではありませんが今回は最後まで読み切ることができました。
個人的には彼の文章はとても美しいと思います。また、いかにも「後先考えずに今を生きる」、よく言えば自由奔放、悪く言えばhedonismに似た感じのキャラクターたちによるflippant でfrivolous な感じがすごく良く描かれていたと思います。

あらすじを全く知らないまま飛び込んだ(映画もレオ様派ぢゃないので観ていない)ので、終盤の展開にはビックリしましたし、一番感動した部分だったでしょうか。
GatsbyがNickに及ぼした影響が、美しい文章で印象的に語られていたと思います。

 

Kitchen

Kitchen

 

続いてはこちら。吉本ばななの「キッチン」の英訳版です。
私は基本的に「日本語の本は読みません」。これは翻訳版でもです。 日本人なんですけど、日本語の本、映画、ドラマには「全くと言っていいほど」惹かれません。観たいとは思わない変な人です(^^ゞ なのでこちらも原作を知らないまま、英語で読みました。
短大2年の卒業間近の時にアメリカ人講師から借りて読ませてもらって以来、3回目の読了ですが、こちら、驚くほど英文での描写も「繊細」です。
原作を知らないので原文がどうなのかも分かりませんが、壊れそうに繊細なキャラクターの心情、微妙な風景の描写、それこそ雨の匂いまで伝わってきそうなくらい美しい英文で物語が綴られます。お気に入りの1冊。中古でハードカバーを買いました。

 

We Were Liars

We Were Liars

 

続いてはhypeに釣られて衝動買いしたこちらです。
The Girl on the Trainのような、「イマイチ共感できないしホントのこと言ってるんだか空想上のことなのか良くわからない」主人公の視点から綴られる祖父が牛耳る(?)島で過ごした夏の物語。
文章は詩的で美しい。ラストにどんでん返しが待っています。

 

Six of Crows

Six of Crows

 

ツイ友のずらっぺさんとBuddyreadした超人気作品。Booktuberさんが褒め称える動画を見てあらすじも知らぬまま飛び込みました。
正直精神的に非常に疲れた作品。ストーリー自体はとても面白く、スリリングでキャラクターも非常に魅力的なのですが、いかんせん固有名詞に慣れず(大体発音の仕方すら分からんw)、ストーリーの流れに乗るまでに苦労しましたw
でも前述のとおり、さすが人気がある作品だけはあります。興味があればぜひ。

 

Thirteen Reasons Why

Thirteen Reasons Why

 

大体私が読むYAはBooktuberさんの動画で見たものが大半ですw こちらもその中の1冊。Clay Jenkinsの元に送られてきた13本のカセットテープ。中身は自殺したクラスメート(そして主人公が密かに思いを寄せていた相手)が吹き込んだ13の自殺の理由。
正直言って(まぁこんなのを書くのもなんですが)自殺の理由としてはどれも「弱い」気がしましたが、それが13も重なればやっぱり人生に絶望するようになるんでしょうか。。。 個人的にはこれを読んでなぜかThe Catcher in the Rye を読みたくなりました笑 (Clayがやりきれず街をさまよう様子が前述の本の主人公を彷彿とさせた)

 

The Storyteller (English Edition)

The Storyteller (English Edition)

 

Jodi Picoultにしてヒストリカル・フィクション。ちょっと影のある主人公のSageが大好きでした。Leoとのほのかな(ってわけでもないけど)静かに、そして自然に展開するロマンスも美しい。
ですが、ストーリー自体は非常に重いです。ナチスの管理下の下、虫けらのように命を奪われるユダヤ人たちの様子が静かで美しいながら時にナイフのように鋭い描写で描かれ、苦しくなります。
ラストは個人的には「もっと続きが知りたい!」と思わされた作品。

 

This Is Where It Ends

This Is Where It Ends

 

高校の講堂で突如起きた銃撃事件。犯人は中退した在校生の弟。
4人の生徒の視点から事件の様子が描かれていきます。非常にスリリングですし、銃撃シーンは描写もgraphicです。こういうのが苦手な方には向きません。(私は案外好きかもw)

ですが、これまたこういうのを書くのも不届きかもですが、犯人の犯行の動機が「薄い」気がする。これだけ恐ろしい犯行を起こす理由がこれ?とちょっと納得がいかないところもありましたが、逆に「だからこそこんな極悪非道な」犯行が起こせるのかもしれません。エンディングは切なくも美しい。Reminder に残しておきたい1作。

 

Fahrenheit 451 (Flamingo Modern Classics)

Fahrenheit 451 (Flamingo Modern Classics)

 

トランプくんがアメリカ大統領に就任してからやたら「1984」のようなデストピアン小説が人気みたいですけども。こちらはその代表作「1984」を敢えて避けて手にとった1作。まずはこっちかな、と(天邪鬼です、私)。

本が禁じられた近未来。必要な情報は壁に埋め込まれたフラットTVで1日中垂れ流し。かつて火消し役だったFiremen は今や密告を受けて本を所有する家に趣き、本人の目の前で「本を燃やす」のが役目。主人公のMontagは漠然と日々を過ごしてきたが、ある日クラリスという少女に出会い、「幸せ?」と問いかけられる。
それ以来、Montagは自分のFiremanとしての責務、自分の生活に対して疑問を抱くようになる。。。

Ray Bradburyですが。文章が非常に散文的です。あと、彼の作風は(まだ2冊しか読んでいませんが)「空想と現実の狭間」が非常にわかりにくい。二つの世界の推移が非常にシームレスなんです。なので「あれ、今ってMontagの想像上のことを語ってるの?」と常に頭がこんがらがる。

かと思うと時に非常に緊迫感のあるライティングで、読むのが止められないくらいところもあり。ラストは圧巻です。個人的には思っていたほどデストピアンな雰囲気は感じませんでしたが、「再生」の物語なのかな、と思ったりもします。もっともっと読み込んで理解を深めたい作品。

 

Crime and Punishment (Centaur Classics) [The 100 greatest novels of all time - #11]

Crime and Punishment (Centaur Classics) [The 100 greatest novels of all time - #11]

 

3月最後を飾るのはこちら。どどーん。 ドストエフスキーの「罪と罰」です。

こちら、思想小説というだけあって

思想についていけないw

部分も多々ありました。というか、こちらの小説、キャラクター同士の会話が「非常に長い」んです。そして会話の焦点があちこち飛ぶので、「結局何を言いたいんだろう」と思ってしまう部分も無かったわけではありません。
が。ストーリーとしては面白かったです。冒頭でRaskolnikovが犯行に及ぶ場面やその後の証拠隠滅のシーンなどはスリリングでしたし、家族やソーニャを取り巻くエピソードも面白い。
雰囲気的にはどよーーんと重くて、derilium 状態の主人公の心情とピッタリマッチしております。

が。
ラスト70ページくらい(主人公が自首しに警察に向かい、留置所に入り、ソーニャへの愛に目覚めるところ)からPage-turnerになります。特に自首しに向かう道中に主人公に訪れた変化の描写が素晴らしい。

非常に長くて「もうちょっと端折っても」と思わないでもない作品でしたが、読み応えのある作品でした。長いので、読むなら付箋をたっぷり用意して簡単なイベント(あらすじ、所感)をメモって貼り付けておくのがおすすめです。私も次はそうしますw

 

以上、9冊で読んだ総ページ数はざっくり2,923ページ。単語数は897,420語でした。

今はクラシックや大人向けの洋書を読んでいるので必然的にペースは落ちがち。4月に読み終えられる本の冊数は減りそうですが、今月も読みまくります!

 

では、長々とお付き合いありがとうございました~~!

Happy reading!